2015-07-23

Ed Yuzo Style

約ひと月前の、持病「痛風」悪化で自宅悶々の数日間。
改めて、沈める釣りのDVDで持ってるもの全部見まくった。

シューティングスペイ・アンダーハンド・杉浦Yuzoさんなどなど…
そして、川辺川の深場へのアプローチを考えると、
…もしかしてこのスカジットなるものが一番近い応用になるかも…と思えてきた。

2012年3月号FF誌付録DVD、Ed Ward氏。
タキさんのクールな編集もあいまって、ピクピク反応してしまった。

重くてでかいフライを、重いシンクティップ付けて、かるーくゆったり投げてる
さっそくタキさんに御教授を乞うと、「スカジットマスター1~4」なるDVDを教えてもらった。
すぐに買って、家に帰るとずっと見続けた。
(今頃スカジットって、とっても遅いそうですが。)

そして、了さんにも御教授を乞いながら、杉浦雄三さんの動画も何度も見た。
 


今、とても川辺川のあそこやあそこで、Ed Yuzoしたい!

・瀬からガクンと深くなるプールの深場へゆっくり毛鉤を送り込む
・プールの主の視界へ入れ、魅惑毛鉤をみせつける
・リアテーパー長めのシステムでメンディングを頑張る
・基本的にスイングでは誘わない
・今年これだけ実績上がってる川辺で、毛鉤でも出せないはずがない
・この釣りなら、6月以降も本流釣りができそう
……
もろもろ妄想に、またしばらく新たな釣り夢中な予感ですバイ。



2015-07-20

微妙な…「四十山女魚への道」ゴール。

暑すぎるヴェトナムから帰ってみると、
川の水量も濁りも良い感じ。

7月後半になってもまだ、本流に通い続けていられるのは、
やり始めたばかりの、スカジットっぽい釣にハマってしまってるから。

…するとドスンと!
強く重い瀬からかけ下った深いプールの沈み石、
狙って送り込みの三回目。
ロッドを少し立てて毛鉤を浮上させた瞬間のドスン。

ところが、やっとこ近くに寄せたら、エラから大量の出血。
針ががっぷり呑みこまれて、悪いところにかかったみたいだ。



写真撮らずにしばらく蘇生させていたけれど、
厳しそうなのが目に見えての、記録写真。
残念ながら息絶えてしまいました。

サヨナラありがとうごめん…微妙いっぱいですバイ。

DATA>
・DateTime :2015/7/19 17:30頃
・River :Kawabe-gawa
・Fish :Yamame 408㎜
・Rod :Scott T3H #6 11Ft
・Reel :HATCH 5Plus MA
・RunningLine :自作(古い在庫ラインのランニング部をカットしたもの)
・Head :Airfulo SkagitCompact420gr
・Tip :T10 7Feetカットもの
・Fly :「The Grizzly Bear」(SkagitMaster3のHannah Belfordタイイング)

2015-07-09

Skagit Debut!

永ーい、梅雨増水。
遅ればせながらのスカジットデビューは、
6寸足らずのオチビさん。
…はじめてドライフライでヤマメ釣った時のように、
激嬉しかったバイ。

2015-06-15

半夏水…ハゲミズ

地方によって呼び方はいろいろらしいけど、
五木では、梅雨中におこる大増水をこう呼ぶ…と、昔ならった

しばらく、どうにもなりません
間隙のピンポイントにタイミングよく入れれば良いけど…
諦めて、道具たちのメンテや入れ替え整理をやる

いつもの年なら、もうシーズン終了を決める時だけど、
…今年はまだいけそうな気がするし、
…濡れ系の準備もそれなりにやってるし、
…まだ40UPを見れてないし(巷周りではガンガン見せつけられてるのですが)、

あと少し、頑張ってみますバイ。


2015-06-01

上の方

昼からの入川は、あまりに暑くて、
今季初めて、上流へ入ってみる
久しぶりに川に浸かって気持ち良いですバイ

散発ライズを、丁寧にとっていく
殆どが小さい虫で、ヤマトビをメインにブユ・コカゲ・オドリバエなどなど、

殆どが8~9寸でしたが、ライズはずっと続いてました


黒のシールスファーとピーコックハールをぐるぐる巻きにまいたコイツ一本通し。

たまには上の方も涼しくて気持ちいいですバイね

夕方、寄りたいと思ってたポイントで、とりあえず車を止めてはみましたが、
西日の差し方に、何となく淋しさを感じ、この日は早めの上り。

…来週より、6月のフタスジを追っかけてみますバイ。

2015-05-26

あつい暑いハノイ

国内3カ所出張の後、ヴェトナム・ハノイへ
現地駐在事務所は、シェラトンの敷地内にて、
朝ごはんが、いつも楽しみなのです


ちょっと変わったハノイ・マリオットの通り向かいに、
我がLEDランプのショールーム用地建屋を確保

少しづつヴェトナム展開が広がってきました
…にしても、Hotな、ホットなハノイでした

ついつい夜は飲み過ぎ、困ります
(この焼酎、三升びんです)

川へ、早く浸かりたいですバイ

2015-05-07

想定外のライズたち

GW休みの川辺では、
ルアーや餌で40超え、はたまたフライで45!…という情報にオロオロしながらも、
意外なライズ遭遇で、40ヤマメのことはすっかり忘れて楽しみました…(嘘!)。


深いどプールで、ビシビシライズを続けていたヤツラは、
どっさりとコカゲばっかり喰っていた。

#19や#21のこんな毛鉤を使うのは、ホントにお久しぶり

お休み最後の夕方、5時頃なのに遠くからバシュバシュ強めのライズが見える
…スピナー想定のポイントだったが、ばさばさと飛び上がるストーンフライがかなりな数。
プールの開きで定位していたヤツは黒い顔のBIGだった。

たぶん羽の模様から、アミメカワゲラだと思います。

そして、

どんだけのヤマメがストックされてるのか分からないほどのプールでは、
極少のスピナー類をプチッ、ポツーンとライズを続けておりました

#24の毛鉤もまた、かなーり久しぶり
…改めて、ライズ釣りは楽しいですバイね。

2015-04-30

モンカゲスピナー2

なやましいモンカゲも、こんだけ長く続いてる今年は幸運な年だと思う
妖しい光を放つウイングは、モルフォファイバーの効果と納得結びつく。


TMC212TR#7に巻いたモンカゲスペントスピナー
分かり難いけど、パラリと混ぜたモルフォは、
その光だけでなく、絶妙に揺れ動きまくるところも、効いてる気がする。


減水しすぎて、とろとろのゆるーいフラットになってしまったプールにて、
このスピナーに出た瞬間のバカ体高は、迫力満点の暴れん坊ぶり。
35近いサイズかと思わせられましたバイ。


6月のフタスジモンカゲにも使えるので、また少しモンカゲを追加巻きしとりますバイ。

2015-04-27

モンカゲ合体スピナー

二日酔気味の休日夕方、
入りたかった場所へは既に先行者ばかりで、仕方なく入った今年初めてのプール

まだ早い時間にモンカゲの合体が始まっていた

カディスを食上げるような激しいライズ…サイズも良さそう。
観察すると、合体したモンカゲ夫婦が、水面のベッドでお熱く暴れながら転がったり、
出産のために水面クネクネのメスがいきんでいたりして、フルスペント前のアクティブなスピナーに、良型のヤマメが反応している

とりあえずフルスペントのモンカゲスピナーを流す
すぐに26~7サイズが釣れるが、後が続かない
良型らしき奴らはやっぱりアクティブスピナーにのみ反応している



むかし、備前さんや了さんの毛鉤を参考にして巻いていたモンカゲスピナーザワザワパターン
こいつは効きました

やっぱりこんなだから、フライボックスがなかなか減らせないとですバイね。

2015-04-22

4月のRise

やっぱり今年の川辺は、虫が早くて多い
…特に中旬以降は一気に、ライズに出くわす機会も増えてきた


4月初めの、幸運なオオマダラの大量流下で。


オオマダラにすぐに続いたモンカゲの量も多く、すでにハッチの終焉気味ながら続いている


タイミングよくモンカゲダンに上ずった群れにあたり、良型にも恵まれた…が、スーパーBIGにはフックアウト。


ある夕方、真っ黒のソフトハックル毛鉤に連発したポイントでは、
後日この大型のオドリバエの一種が大量に乱舞合体していて、
この虫の流下があっていたのかもしれない。サイズは#10くらいと、
使用していた毛鉤のサイズともほぼ一致している。
普通のオドリバエよりかなりでかい。


普通のオドリバエの合体流下も、今年はその量の多さで、本流のヤマメを水面まで浮上させているようだ。
…オドリバエの毛鉤と言えば、昔々備前さんの紹介で知ったこのパターンは誘引力抜群。
ピーコックハールとCDCをツイストダビングして、CDCを適当にちぎったもの。


開きでオドリバエに激しくライズしていたヤツ。


オオガガンボも多し。こいつには鉄板毛鉤スパイダー。

種々ヒラタもかなり目につく。



プールでの良いライズに、それまで通りのオドリバエを投じても無視されて、
ヒラタスピナーに替えて、何とか喰ってくれたのは、美麗BIGな良いヤツだった。
お腹には、モンカゲスピナーも入っていたが。


そして、愚かなあの日。


タタキの遡行でも、いい感じの反応で、対岸は余計に魅惑度アップしてしまったのです。



いずれにしましても、今年の川は虫が多いですバイ。


2015-04-20

爆沈

ここ10年以上、沈したことなかったのに、
今期二度目の沈。
週末、お昼前から入った区間はヤマメの追いが良い感じ。
白泡激流を配する水量たっぷりな流れ
…対岸のイカニモなプールの開き筋に、悶絶魅惑のライズ。

・対岸まで渡れるとすれば、ポイントは一箇所
・白泡爆流の下に、岩(らしきもの)が沈んでいる
・その岩にしっかり足を踏ん張れば、行ける確率50%
・こういう場合、これまで大抵は行けてきた(気がする)
・念の為、二台の携帯の内、一台は岸に置いていこう

…っと、意を決して爆流下の岩(らしきもの)に、力を込めて右足を踏み込んだ刹那、
ズバグリュグァバーーーと、右半身から爆流の中に沈み込まされて…
岩らしきものは、工事現場で使われる布シートが引っかかっていたものだった。

…しかし、そのあとの自分のとった行動は、今考えても理解しがたい。
瞬時の判断(どうせ沈んだんだったら、あのライズに向え!)で、対岸に向って身体を踊らせてしまった。…対岸の岸に這い上がったものの、帰りはどがんすっとね?


爆流に持って行かれた瞬間、背中のランディングネットはおそらく岩に当って、
バキバキと音立ててサヨナラしてしまった。
結局3尾釣れたけど、尺前後のヤツはハンドランド中に外れて、泣きモノ1尾のみランディング。
…対岸からスーパー大物と感じたヤツは出てくれなかったのか? 元々尺サイズだったのか?それは分からない。

この沈劇を釣り友に話したら、
「いくら40ヤマメ狙ってても、そこは頑張るとこじゃなかですバイ!」と一言。
ごもっともですバイ。
無事で何より。

…でもやっぱりアイツはデカかったよなー。
…減水したら、もう一回行ってみるか! 



2015-04-08

オオマダラを追いかけて

4月、例年月初の川辺川は、エルモン・シマトビを意識しながら、
オオマダラが来るのを待っている時期。
…ところが今年、あっという間にオオマダラのハッチ前線は、上流へとスピードを上げていた。

今年も、川辺川へ乗り込まれた渋谷さん。
嶋崎さん。
…オオマダラの追っかけは少々大変でしたが、
今年も有難うございました。

モリキー、トミー、Diroさん、野村さん、山本さん、岡野さんお世話になりました。
Gooさん、連夜のメキシカンディナーたいへんご馳走さんでした。
恵里奥さま、連日ありがとうさまでした。

またいつか。

2015-03-31

LightWeight WDシューズ

ついに逝った、シムス ライトウェイト?WDシューズ
Nチンに何度もフェルト替えしてもらいながらだいじに履いてきたけど…
ガイドブーツと使い分けてきたけど、そのガイドブーツもかなりやばい。
履きやすさではこのライトウエイト。
底の剥離が半分以上進んで、隙間に小石が入るようになったので…さすがに引退。

ラストチャンスを徘徊中、履いていたWDシューズが壊れたので、
ウエーダ―着たままスリッパ履きで駆け込んだHFアングラーズ。

「サイズ8で問題ないから、ウェ―ダ―で足元濡れてるから、
兎に角そのクツ下さい」という僕に、

「駄目だ、そのウェ―ダ―のままで良いから試着しろ」
といって試し履きを強く奨めたマイクローソン氏。

このクツは、パインヘブンの産湯に浸かったんでしたバイ。
こんな釣り道具のふとしたプロフィールでも、思い出に繋がった時は、
「またいつかHFに行きたかなー!」…という瞬間が、最近増えてきたバイ。