2006-10-02

 2006年「川ノ神」

 長い長ーーッいブランクの末、何とか行けたヤマメ釣り。2006年もお世話になった「川ノ神」にご挨拶。

 今年の川辺川は増水・濁りの繰り返しで、安定した水量水質の時期が少なかった。特に釣行日数激減の今年にしてみれば、自然と本流を楽しむ機会もタイミングがうまく合わずで、寂しいシーズンでした。・・・ところが最終日、「川ノ神」は、良い感じの流れを釣らせてくれました。

 10時間の爆睡で、朝はスッキリ目覚め ゆったり9時半頃川に降りる。水量水質は申し分ないコンディション。天気も良いし、さわ風も心地良い。大好きな川辺本流の区間です。今日のヤマメは幸運にも浮き気味で、ゆっくり遡行して行くと8~9寸クラスが水面下にゆらゆら揺れてるのが見える。・・・すごく楽しい午前の部でした。(なんと尺様も混じってくれたりで。)・・・途中、大きいプールの流芯で、50センチはあろうかという影がポクーンとライズしてます。もうドクドクばくばくで、緊張一杯に静かに腰をかがめて近づくと・・・まーるいおちょぼ口の・・鯉でした。一応というか、付けてたフライ(#18トメダン)をそっと落としてみます。するとその鯉は、フライではなくてリーダーとティペットの結び目と思われる所をぽふぽふと吸い込んだ。おいしい餌を見つけたかのような積極性。水面のシャックでもついばんでいるのか?・・・一応フライを変えます。#24の白っぽいパラシュート。そしてその鯉は、喜び勇んでフライを吸い込みました。思わず「この馬鹿!」と言いつつあわせると、プンッとあわせ切れ。鯉はズバザッパーンと産卵期のような大ジャンプをしてもんどりました。・・・何か楽しかった。(10月以降も鯉釣りだったらできますかね?駄目ですかね?)



 
 お昼はマダラ小屋に優しい奥様のお弁当が到着していて、ビールを飲んで「川ノ神」に多謝。


 午後、椎原ダム下区間で、ポツポツの7~8寸と遊び。

 イブニング、南栄上プールで例の大オスヤマメで〆。意外とヒレは回復してました。

今年もあっという間の禁漁。これからの手寂しさをタイイングで癒しましょうぞ。皆様、来年もよろしくお願いします。・・・あっ、内谷にバス釣りに行きましょう。(川辺の鯉もホントに狙ってみたい)