2007-08-20

スカッド、のちイマージングニンフ


>7月13日 パインへヴン

 今日も朝は早起き&シャワー。
4人揃ってモーニングライズへ向かいます。

・・・昨日の様な朝のライズは殆ど無く、しばらく様子見のあと、MキーとMこちゃんにはコーヒーやらランチやらの買出しに再び行ってもらいます。(ありがとうさんです・・・途中の丘の上からまたまた良いライズを発見したらしく、しっかり寄り道ライズを楽しまれたらしい。)

 残った助市氏と小生は、散発小ぶりのライズに向かうも、これがなかなか食わせられず悶々。やっとこキャッチした助市氏のサカナのお腹を見てみると、意外や意外なスカッドの偏食。

この時フライボックスを開いて非常に後悔しました。今回釣行前にフライの大整理をやりまして、持って行くボックスを一個でも減らそうと苦心したわけだけど、・・・スカッドが入っていない。・・・やっぱフライのバリエーションは多い方が良いなと痛感。偏食にいってるサカナには、ソレを食わせて釣りたい・・・です。

 しばらく後に戻ったMキーは、そのスカッド同系色・同サイズのミッジラーバで、良いサイズをかけました。

休憩タイムでコーヒー&サンドをやっていると、ようやく来ましたビッグな尾びれライズ。
もちろん4人とも攻めを始めます。・・・昨日と同じタイプのフェザントテイルニンフを繰り返すも・・・今一の反応。皆フライを疑い始めた中、Mこちゃんがまた綺麗な良いサイズをキャッチ。・・・バンクでにこぱちを決めようと近づいたサカナの口から「ゲボっ」っと、沢山のイマージングニンフが。Mこちゃんのフライはそのニンフに似た系色のヤツ。・・・同じ場所でありながら、昨日とも一昨日とも水面の泡の様子なども違っているし、やっぱ流下も決して同じでは無いのでしょう。

 このニンフにはある程度合わせられるバリエーション(ソラックス部はオリーブまだらカラーのクイルをシルバーワイヤーでリビングして、ソラックス部にオリーブ系のファー)を持っていたので、早速チェンジして、結果も引出せた。



 この日も、途中何度かの強風休憩をはさみながら、ながーく夕焼け時間まで楽しんだ。

 ちょっと・・・どころではなく、かなり淋しくなってきた夕焼けでもあります。

 帰りたくないですね、現実のあれやこれやには。・・・。
 





2007-08-17

ヒットパレード


>7月12日 7日目:パインへヴン



 朝は5時半に起床。シャワーでさっぱりして、4人の向かう先はパインへヴン。
MキーとMこちゃんは、朝食とコーヒーを調達してくれるということで、助市氏と二人先行して到着したのは6時半。

 ・・・水面は?・・・・ラーイズ!、ヘッド&テイルの良いライズ!
 ・・・PMDスピナーとPMDダンの半々流下。

スピナーを先ず流してみる。・・・食ってくれない。流し方悪いか?
#20のダンに換える。・・・食った!
ズビューンと走る、首を振る、また走る、潜る・・・を楽しませてくれたのは、無垢きれいな18インチほどのレインボウ女史。光も音も優しい朝の一時を助市氏としばらく遊ぶ。気持ちよすぎる。



 MキーとMこちゃんには悪いけど、二人がおいしいあれこれを買って到着した時には、すでに朝ライズが終息していた。

 皆でコーヒー&サンドをやりながら、一息入れる。

腰をおろしている岸原からも、この時間帯は順光で川中の様子もよく見える。バンク際に良いサイズが入ってきて、水中捕食を始めた。改めて注意するとかなりの数の良いサイズが昨日のポイントに集まっている。

 サイトで助市氏が一尾決める。・・・その後、サカナはおびれライズを見せ始め、MキーもMこちゃんも次々とヒット。




 ブレイクされたり外されたりもしながら、4人揃って20インチUPに恵まれ、素晴らしく楽しい一日となる。Mこちゃんの圧巻60センチは、スティールヘッドのようにでかく感じた。

 何度かの強風をやり過ごし、だけど必ずおびれライズの周期が来るので、たっぷり夕方まで移動無しの一日。

 ・・・こんなこともあるんですねー・・・






 きれい過ぎる夕焼け。
一昨年は、悔しさも大いに混ぜた気持ちで、この夕焼けのきれいさに感動した。
こんな夕焼けの中で、きれいなライズにキャストしていることに、とても幸福感動した。

 今年のこの時の感動には、悔しさは消えて、なんか満ち足りて、ただホントに夕焼けが美しかった。



2007-08-16

尾鰭、おびれ、Oobire!

>7月11日 6日目:ミリオネア~フォールズリバー~パイニー~ウッドロード



 朝起きの重たさは、疲れだけが原因では無いことを、みんなコッソリ感じながらも敢えて口には出しません。いつものブラッドリー商店がまだ開いてないので、別の商店でコーヒーと朝食代わりを買い込み、先日のイブニングで感じたサカナの気配を頼りに、本日はミリオネアのモーニングから始めます。

 シーンと静まり返った朝のさわやかな川面。周りの森も木もハオハオ好です。
釣り師でなければ、満点の清々しさを感じることでしょう。
されど釣り師。・・・探し物があるのです。・・・魅惑的なライズ!


 
 ミリオネアでは気持ちの良い静寂さを頂いて、まだまだ迷い道に突入です。
向かった先は、フォールズリバー。
ホントにもう呆れるくらい、ちょっと足をのばせばすばらしい川が沢山あるものです。

 アイランドパークから一時間ちょっとの南下で、フォールズリバーに到着。文句無しの水質でしばらく釣り上がる。小ぶりのレインボーが結構顔を出してくれる。助市氏に出た一尾は、ズビューンと突っ走りティペットブレイクをやってくれたらしい。

 入ったポイントは、浅場・砂利場が多い感じがしたので、少し上流に行ってみるが、今度は川辺川本流並みの水勢で、「よか川ばってんかねー、つかみどころがねー」ということで、やっぱり気になるヘンリーズフォークへ戻ることに。

(この帰り道中、この旅一番の寡黙な車内。カーラジオを鳴らすのも忘れ、三人とも殆ど無言・・・)


 
  ブラッドリー商店で、カップヌードゥルをそれぞれ2個づつ選んで、お立ち台横の木陰で昼食。・・・どんな味だったかも忘れたけど、とにかく薄すぎる味だった。

 「どこ行きますか?・・・」
 「パインへヴンへとりあえず行きたいのですけど・・・」と小生。

 右手にパイニーを望む丘の上から、Mキーがライズ発見。車を降りて改めて見てみると、対岸右岸筋に何発かの良いライズが見えます。早速、車を降りて川へ駆け下ります。・・狙ったライズは意外にも少々小ぶり。けど、気分は上向きです。左岸沿いをパイニーに歩きます。途中の小さいワンドに、その執心さがこちらまで伝わってくるほど、熱心に目の前のライズに向かっている一人の釣り師。バンク際から腰をかがめて繰り返しダウンで送り込んでいます。・・・相手のサカナも良いリズムでライズ。・・・流し方がうまいなーと感心して見ていると、やっぱり食いました。その瞬間意外に大男だったその釣り師は立ち上がり、ビューンと突っ走ったサカナと戦闘。・・・こちらも何だか嬉しくなってくる。・・・軽く20インチは超えていたと思う。

 先に行ったはずの助市氏は、もうウッドロードの方に引き返し歩いている。当初の目的地のウッドロードに向け、小生も帰り歩いた。そしてこの後、目の前にすばらしい光景が待っていました。




 先に着いていた助市氏に水をもらおうと近づくと、助市氏の視線の先は・・・ものすごい活気。バンクから7~10メートルの筋、長さにして40~50メートルのスポットに、重そうな波紋とその大きさを誇示する尾鰭の浮き沈み。イルカ集団のドルフィンのように、次から次と尾鰭が浮き出ては沈んでいく。・・・はじめて見る素晴らしい光景だけど、意外に身体は速攻反応していました。

 結んでいたドライフライをぶちっと外して、絶対確信のフェザントテイルを結んで、逆光で水面下は見えないので小さいインディケーターをぱっと付けて、「助市さん、攻めてよかですか?」と言うか言わずかで、目の前の尾鰭の沈んだ先にキャスト。・・・インディケーターの近くで水面が揺れた気がしたのであわせてみると、ズンッ!とのってすぐ外れた。・・・ライン回収してフライをチェックして再度尾鰭にキャストした直後、Mキーが「Makiさん、たばこ下さい」と横に立っている。インディケーター周りに視線を付けたまま、カンガルーポケットからタバコを取り出した瞬間、スポンとインディケーターが消えた。右手で合わせて、左手でMキーにタバコを渡しながら「よし!いったー!」と気合が入る。・・・

 そのあとは、ひたすら強く・重く・速くやられて、興奮と不安と緊張と歓喜と・・・よく憶えていないが・・・ホントに嬉しかった。

 口を出さず、尾鰭だけを見せるライズ。 その殆どが20インチを超えているサカナ達の集団。ホントにすごい光景でした。

この夜は、宿にMこちゃんも到着して、明日朝からの確信を再認した。
身体から重たい何かが抜けて、ビールに即効酔い、ベッドに溶けていった夜。

右往左往は続く


>7月10日 ヘンリーズフォークをあちらこちら

この時のヘンリーズフォークの状態があまり良くないことは、後日レネさんの言葉を聞いた時にも「やっぱりそうなのかー」という印象。
レネさん曰く「このランチだけでも良いサカナがものすごくいる。だけど水面にまで出てきての捕食はしていない。水面下でだけ食べてる状態。まだこの段階では手を出してはいけない・・・」


界隈のショップの情報でも、「朝はPMDスピナー、昼間はアント・ビートルが固いだろう、そしてイブニングにフラブ時々カディス・・」という全く同じようなスタンダードなお答えオンパレード。特別どこそこで、この時間に、こんな流下がまとまって・・・というような具体的な情報は無し。あんまり良くないんだなーという感じを抱かされるばかり。


 三日目のイブニングに、Mキーが惜しくも逃がしはしたがサイトのニンフィングで良いサイズを確認しているので、「よしじゃあサイトでも・・・」と5日目の朝をスタート。(お弁当サンド買い付けに寄ったブラッドリーの店では、釣りの情報は聞けなかったけど、赤いボックストラックの卸し屋のにいちゃんにスニッカーズをダンボールで一箱どーんと頂いた。「どういたしまして」という日本語を教えたりしていたら、どーんと気前良く。・・・8月16日現在まだ我が家の冷蔵庫にはストックがあります)

 結局この朝のクリフでは、良いサカナには会えず。ちょっと休憩後、ボーンまでひた歩きを決める。 二度目だけどボーンの風景は良いですねー。人間何にもしないで生きていける・・・のじゃないかという安心感(錯覚)を感じさせてくれます。

 ここでは、二度ライズに向かうことができて、一尾はきれいな16~7インチをとる事が出来た。その前にとてもヘタクソな攻めで良いライズをスプークさせた後だったので、ほっと嬉しい。

 散発ライズもシーンと静かに引いてしまったので、一旦引き返し。

(今回の釣行に持参したウェイディングシューズは、帰りに捨てて帰るつもりでボロボロ破壊寸前のパタゴのシューズ。ぎりぎり持ってくれるだろーという願いも空しく、ボーンへのロングトレイルでパカーンと底がむけて、見事ご臨終とあいなり、ヘンリーズフォークアングラーズでさっそくL2の購入となってしまった。・・・突然背後からヘルプしてきたマイクローソン氏に試着をすすめられたけれども、濡れて汚れたウエイダーのままだったので、丁重にお断り繰り返したが、結局試着させて頂いてぴったりサイズあわせができました。一昨年もこちらの相談に丁寧・大腹に応えてくれたマイクさん。もちろん憶えていないでしょうけど、ありがとう。)

 新調したシューズにウイスキーのお神酒をあげ、ブラッドリー商店で買ったカップヌードゥル&ビールで休憩して、・・・いざ、ランチのイブニング。


 ・・・3人の誰からも、夕焼けにこだまする大きい嬉声は発せられず。


 この日の夕食は、奮発して「アングラーズロッジ」の大ステーキを頂きました。

 ・・Mキーの視線は、ひたすらレストランの二人の女性に向いてましたし、まだまだみんな元気です。


2007-08-15

ブルーな翳りが・・・

 7月9日>4日目 やっぱりランチより始めよ

 朝から新たな宿探しをしながらのヘンリーズフォークは、ランチの様子見から始めてみる。まず釣り人の少なさにかすかな不安、お立ち台から見る水面流下もチョトさみしー感じ、ライズも見えない・・・何度もこの時期を経験している助市氏・Mキー両名は、なんだか活気を感じられない流れにMuMuMu・・・と微妙な様子。対岸に渡り3人それぞればらついて、様子を見てみるが・・・ライズ無し。
 そうこうしているうちに、新たな宿移動の為に一旦戻る時間になったので、みなMuMuMu・・・・な気分のまま引き上げ。

宿はスムーズに移動できて、日差しは強まるお昼時、気分を変えてティトンリバーに向かう。


「シェーン」の映画の舞台でも有名なティトンは、広大な牧場を流れる気持ちの良い川で、遠くに見えるグランドティトンも広すぎる風景を引き締めている。

 大きいサカナはそれほど多くないようだが、引きの強いレインボーとブラウン、そしてブルックも交じり、良いライズが続くのでつい上のプール上のプールへと、流れを遡ってみる。過日のルビーリバーと言い、このティトンリバーと言い、せめてこんな川が近くに一本でもあればなーーとホントに思う。


 スプリングクリークか?と感じるくらいきれいな流れに、バイカモがちょうどきれいな花を開かせていた。

 この後予定していたファンファームへは時間をずらすことにしてティトンをゆっくり楽しんだ。(ファンファームでは、ブリッジの上からジャンピンしている若人にも会ったりしたがライズの気配は無かった)
 戻ってきたヘンリーズフォークの午後は、サードチャネルからミリオネアに入る。・・・一昨年、何度もトレイルを歩いて向かったミリオネア。懐かしくもあり好きな場所。




 結局暗くなる直前の十数分くらいが、まあまあのライズを見れた時間。・・・サイズもまあまあだったような気がする。

 何となくブルーな翳りが漂いはじめた4日目の夜。・・・ビールを飲みつつ、タイイングをしつつ・・・さあ明日からどうする?

2007-08-04

3日目 ヘンリーズフォーク到着


>7月8日 ルビーリバーからエニス・ウエストイエローストーン経由アイランドパーク


 ディロンのモーテルSuper8を朝早く出発し、昨日グレンさんに良いと薦められたルビーリバーを目指す。ポイントについての情報は殆ど持って無いし、とりあえずルビーダム直下まで行ってみる。雄大な景色と朝のさわやか冷えた空気にウキウキ気分はまだまだ絶好調。

 ダム直下は、なだらかな流れながら、少し速い瀬が多い感じで、一等ライズを熱望する3人は、もうちょっとタラーっとした流れを求めて少し下流に入る。


 アクセストレイルでは、先に僕らの前を二組のご夫婦が仲良く歩いて釣りに向かっている。ホントにアメリカでは、フライを楽しむ女性の姿を多く見かけるけど、・・・良いですよね。大方の男性諸氏は奥様の許可を得て釣りに向かってるけど、その釣りを一緒に楽しめるとなれば、開放安心感も増しに増すというものです。歳を重ねるほどにそうありたいと切願います。



 川に着いた時は、まだ時合が悪かったのか、目立ったハッチも流下も少なくライズはみられなかったのだけれど、暫く上流に遊びに行って帰るとPMDの流下が目立ち始めライズも散発見え始めた。


 Mキーも助市ドンもライズを狙って、きれいなブラウンを手にしています。

小生は、中々うまく入らないキャストを繰り返してしまって、ようやくスポットに入ったと思ったら、・・・ズビューン、グリングリン、プン・・・・とはずれ、いやな感じです。

 この場所は人気ポイントだったようで、釣り人に沢山会いました。

ゴールデンレトリバーらしき犬がオジサン釣り師と一緒に川に入ってる姿が気に入ってしばらく眺めていると、そのオジサンと犬が近づいてきた。・・・とても親近感を感じたので、「ハローーーー」と声をかけると「スローーーー」と返事・・・うむ、それも気に入った。 Mキーが釣れたフライ(PMDスピナー)を見せると、「とてもリアルだ!」と感心していた。 


結局ルビーリバーは、昼過ぎまで楽しんで、ウエストイエローストーンへ向かう。(途中道路脇の木陰で、3日間気になっていた「スーパー強烈臭いガーリックトースト」でランチ。・・吐きそうなほど強烈だった)

ブルーリボンフライズでちょっと買物。

 そしていよいよヘンリーズフォーク。
 何といってもヘンリーズフォーク。


 小生のわがままで、熱烈切望のパインへヴンのイブニングから始まりました。・・・初日はまず夕焼けのみ。

予約していた宿ではちょっとしたハプニング。翌日から部屋移動移動の毎日。一昨年に続き、度々の荷物パッキングが面倒だった)

2007-08-02

主役はドン助市。

>7月7日:ツインブリッジズからディロンへ



 コンフォートインのビュッフェで朝食を済ませ、外で一服中、目の前に快音を響かせ表れたハーレー夫婦がかっこ良かったのと、気分が前のめり気味で、厚かましくダビットソンにまたがらせて頂く。本日の主役ドン助市も半ば強引にパチリ。


今日は、ボーズマンから西へ向かう。・・・今回の大まか予定では、ヘンリーズフォーク以外の場所を最初にもってきて、あとは最終ぎりぎりまでヘンリーズフォークに浸かるという計画をたてた。・・・その以外の場所というのが、ドン助市念願のBooBoys工房「SweetGrass」。ドンは出発前グレンブラケットに直接メールで、訪問希望の旨を伝えていたらしい。
「SweetGrass」はツインブリッジズの町を流れるビーバーヘッドリバー畔にあった。
最初中々見つからず、「ウインストン」の工場を先に目にしてチョット寄り道。


ドン助市氏のふわふわそわそわした緊張がそばに付いていたこちらにまでビンビンに伝わってきて、突然の訪問を快く受け入れてくれたBooBoysのお二人に何となく大人しく向かい合った3人でした。


持参したArumakanRodを見てもらったり、「SweetGrass」ロッドについて云々お尋ねしている内に、
「近くのレストハウスで何か食べたり飲んだりでもしながら、ゆっくり僕らのロッドを振ってみよう・・・」とグレンさん。・・・またそして「ルビーリバーが今良い感じだから、一緒に釣りに行こうか?・・・」とまたまたグレンさん。
ドン助市氏に内容を伝えると、「いや帰ります、帰ります!」
もちろんグレンさんのお誘いは、この上なく至上にウレシ有り難いのだけれども、この緊張の時間空気から逃げ出したいという心持もあったりで、丁重に丁重にお断りして、工房をあとにする。(念願の女性と初めての食事なんかした時、2軒目3軒目と行きたいけど帰りたい・・・ということありますよね。あれに似てますね。)

「SweetGrass]をあとにして、いつに無くホットな助市ドン。中部国際空港で買ったグレンへのお土産のケンダマを渡し忘れてました。
3人はいよいよこのツアー最初の釣り場、ビーバーヘッドリバーのダム下に向かう。
軽いサンダーストーム雷鳴に川に入ったり逃げたりだけど、気分は浮つきっぱなしで、Mキーはさっそく連続かけてます。ダム下からの流れが大きく右に曲がる左岸側。絶妙な筋が出来ていて良いライズが楽しめました。ビーバーヘッドリバーはもう一度ゆっくり来てみたいいい川です。
イブニング。・・・時々紹介されていたポインデクスタースルーにも行ってみる。
(楽しいライズの川らしいけど、すさまじー腐臭を放って流れてきた小鹿の死体に少しめげました)


ディロンの宿は「Super8」。
本日の主役ドン助市氏は、夜もテンション上げてタイイングに熱を込めてました。